2008.07.27
「モバHO!」打ち切りへ
一応家電量販店の片隅に展示してありましたが、売れていると言う印象はありませんでした。ワンセグが携帯電話に搭載され始めたころから、さらに状況は悪化し始めたような気がします。
「東芝」が中心となって小型の端末向けの放送サービスを手がけている民間の衛星放送会社「モバイル放送」が、いわゆる「ワンセグ」の普及で利用者が伸び悩んでいることから、来年春をめどにサービスを打ち切る方向で最終調整に入りました。
モバイル放送は、衛星を利用して専用の小型端末向けにデジタル放送番組を提供する民間の衛星放送会社で、全体の36%余りを出資する東芝が運営の主体となっています。平成16年に「モバHO!」の愛称で会員登録制の有料サービスを始め、テレビ・ラジオ48チャンネルのほか、データ放送も手がけてきました。しかし、携帯電話で地上デジタル放送を見ることができるワンセグが急速に普及する一方、モバイル放送の加入者は伸び悩み、現在は当初目標としていた200万人にはほど遠い10万人前後にとどまっているものとみられます。このため、モバイル放送は事業を続けるのは困難になったとして、来年春をめどにサービス全体を打ち切る方向で最終調整に入ったものです。モバイル放送は、近く加入者の募集をやめる方針で、ワンセグに先駆け、外出先でも鮮明なデジタル放送が楽しめるとしてスタートしたサービスは、わずか4年余りで終わる見通しとなりました。
モバイル端末だけでしか受信できないのに、基本料400円+チャンネルパック料金(580円~2080円)を毎月払い続けなければならないのは非常に厳しいと思います。
自宅でハイビジョン放送の有料バージョン(まだスカパーはハイビジョン放送がなかったと思います。)があればそれなりのニーズがあると思いますが、モバイル放送にどれだけのニーズがあったか疑問です。まだ、CSデジタルなどのオプションサービスとした方が売れていたかもしれません。
まあ、ワンセグ端末が安価に売られていく中で、端末自体も高価、視聴料も高価というモバイル放送が生き残るのはなかなか難しかったのでしょう。視聴者は意外とコンテンツを選んでいなくて、暇つぶし程度にしか考えていない証だったと思います。
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