2008.02.16
東芝、HD DVDから撤退か?
すでにBlu-rayへと勢いは止まらなくなってしまったようです。東芝はもうHD DVDをあきらめるのしかないのでしょう。あとは、どこでやめるかというタイミングの問題のようです。
高精細DVDフォーマット戦争は、1つのフォーマットの「死の観察」に変わった。
東芝は向こう数週間のうちに、HD DVDフォーマットから撤退するとみられている。1月初めにWarner Home Videoが5月以降はソニーのBlu-ray Disc規格のみをサポートすると発表して世を驚かせたのに続き、小売業者の離脱が相次いだのを受けてのことだ。
何も正式な決定はないと、Toshiba America Consumer Productsのマーケティング責任者ジョディ・サリー氏は主張している。「技術的な進歩に基づき、当社のプレーヤーの価値と一貫した品質を考えると、当社は引き続き、HD DVDが消費者にとって最高のフォーマットだと確信している」
だが同氏は、何かが検討中であることをほのめかした。「過去1カ月間の市場の動きを鑑み、特に最近のHD DVDプレーヤーの値下げに照らして、東芝は市場の影響と消費者への価値命題を今後も研究していく」
Warnerの発表の直後、HD DVD North America Promotional GroupはInternational CESでのプレゼンテーションをキャンセルした。NPD Groupが集計したデータでは、翌週に販売されたハードのうち、Blu-rayが93%を占めていた。
東芝はその後、1月15日からHD DVDプレーヤーの価格を半額にまで引き下げて反撃した。だが望んでいた売り上げ増は実現しなかった。NPD Groupが集計した1月26日までの1週間の小売りPOSデータでは、65%対28%でまだBlu-rayプレーヤーが大きな差を付けていた。
DVDソフトの売り上げも減少している。Nielsen VideoScan First Alertの最新データによると、2月10日までの1週間に最も売れたBlu-ray作品はソニーの「Across the Universe」で、その週に最も売れたHD DVD作品であるUniversalの「Elizabeth: The Golden Age」の3倍以上売れた。Blu-ray作品はその週に販売された高精細ディスクの81%を占め、HD DVDの割合は19%だった。
東芝は値下げしたHD DVDプレーヤーを、ハイデフ愛好家だけでなく、標準的なDVD視聴者にも売り込んできた。広告では、新しいプレーヤーではDVDももっときれいに見えるとうたっている。同社は最後の努力として、スーパーボウル中に広告を出した――30秒のテレビCMで、270万ドルをかけたと伝えられている。
もういくら値下がりしていてもHD DVDを買う人は増えないでしょう。誰が将来性のないフォーマットを支持するでしょうか。あとは、本当に値下がりでの価格のメリットだけを享受したい層が購入するだけでしょう。
日本ではそもそもHD DVDとBlu-rayの勝負など最初から無かったかのようにBlu-rayが売れつづけていました。今考えるとPS3の効果もかなり大きかったのでしょう。
東芝としては、投資した額の回収などにこだわることなく直ちにBlu-rayに移行すすることが東芝自身のためであり、消費者のためであると思います。私としては、こうした不毛なフォーマット戦争など早く終わってほしいものです。
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